監査経験確認試験

【趣旨、概要】

当試験は、受験者の方の情報セキュリティ監査の「実践に必要な知識」を備えていることを問うものです。情報セキュリティ監査に関する一定のテーマに沿って、これまでの経験を踏まえたご自身の見識を論述していただきます。

当試験に合格することが「公認情報セキュリティ監査人」「 公認情報セキュリティ主任監査人」の資格申請条件となっております。

【受験のための条件】

以下の全ての条件を満たすことがが要求されます。

  1. 情報セキュリティ監査人補の資格を保有していること、または、トレーニング修了試験に合格していること
    注)公認情報セキュリティ監査人は、トレーニング修了証発行日から1年以内かつ、監査経験確認試験合格証発行日から1年以内に申請しなければなりません。試験の結果は受験後、約1カ月の時間を要しますので、試験のお申込みには日にちの余裕を持って、お申込み下さい。
  2. 過去3年以内に最低4回延べ20日間以上の監査メンバーとしての監査実施経験があること
  3. 監査実施経験のうち2回以上は情報セキュリティ監査制度に基づく監査を実施していること
  4. 情報技術分野で少なくとも4年以上の業務経験があること。その内、情報セキュリティ関連分野で少なくとも2年以上の業務経験があること

下記に定める有効な資格の保有者は、上記4.の「情報セキュリティ分野で少なくとも2年以上の業務経験」があるものとみなす。

  • 公認情報セキュリティマネジャー(CISM)
  • 公認情報システム監査人(CISA)
  • 公認情報システムセキュリティ専門家(CISSP)
  • 情報セキュリティアドミニストレータ
  • テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)
  • 情報セキュリティスペシャリスト
  • システム監査技術者
  • GIAC(Global Information Assurance Certification)
  • ISMS審査員
  • 公認内部監査人(CIA)

※受験回数の制限はありません。

【試験時間】

120分間

【問題の形式、字数】

2問出題され、以下のとおり論述式の試験内容となっております。

設問出題形式文字数備考
問1論述式400文字以内で回答情報セキュリティ監査の各プロセスにおいて、いずれかのプロセスの実施内容につき説明していただきます。
なお、当問の合格については、答案が以下の条件を満たすことが求められます。

 

  • その監査プロセスにおいて重要な事項(キーワード)を含んでいること
  • 記述の論旨が一貫していること。
  • 題意に沿った記述になっていること(記述を求められているプロセスについて記述していることが必要です)
問21200文字以内で回答
  • 2つのテーマからひとつを選択し回答頂きます。
  • 監査人としてどのような監査を行うべきか、情報セキュリティ監査はどうあるべきかなどについて、経験を踏まえたご自身の考えを記述いただきます。

出題例と模範解答ダウンロード(PDF)

※以上の事項については予告なしに変更することがあります。

監査経験確認試験の申込

監査経験確認試験のお申込みをご希望の方は、試験実施スケジュールをご確認のうえ「監査経験確認試験 申告・申込書」をダウンロード、必要事項をご入力のいただき、JASA研修事務局まで下記ボタンをクリックすると表示されるフォームにて、ご申告・お申込みください。

※資格申請者の自己都合による請求書発行後の申請取り消し・返金はできませんので、予めご了承下さい。

*定員:6名

*試験料のお振込み期限は、試験日の前日までとなっております。遅くても試験日の10日前までにお申し込み下さい。
尚、それ以降にお申込をされる場合は、JASA研修事務局までお問い合わせをお願い致します。

監査経験確認試験 申告・申込書(MS Word)ダウンロード

開催スケジュール

コード
認定番号
実施日実施機関(申込)実施場所
JA25020412025/02/05 (水) 15:00~17:00日本セキュリティ監査協会東京

次のステップ
公認情報セキュリティ主任監査人
<試験結果通知>合格の場合:資格登録申請 不合格の場合:再試験
公認情報セキュリティ監査人
<試験結果通知>合格の場合:資格登録申請 不合格の場合:再試験